元女子プロテニス選手のバルバラ・シェット氏が、大坂なおみの復帰について語った。シェット氏は2024年の大坂に、イガ・シフィオンテク(ポーランド)、アリナ・サバレンカ(ベラルーシ)、エレナ・リバキナ(カザフスタン)などトップ選手たちと同等の活躍を期待しているという。大坂は全豪オープンの前哨戦となるブリスベン国際で復帰予定だ。

大坂の超攻撃型のプレイスタイルはシフィオンテク、サバレンカ、リバキナのビッグ3に対抗する有効な手段になるとシェット氏は考えている。

また、大坂の若さとキラーショットがあれば、来季全豪オープンで復帰予定のアンジェリク・ケルバー(ドイツ)や、今季復帰したキャロライン・ウォズニアキ(デンマーク)以上のインパクトを与えることができるという。

EUROSPORTによると、シェット氏は「彼女たちのプレイスタイルは完全に異なる。ウォズニアキとケルバーはディフェンス重視のスタイル。相手のペースに合わせるのが好きで、大坂のようなキラーショットを持っていない」とコメント。

また「全米オープンでウォズニアキがかつてのような動きでプレイしていたのを皆も見たと思う。だが、年齢を考慮すべきだ。大坂が20歳半ばの一方で、ウォズニアキは30歳以上だ。その年齢なら、たとえ出産後でなくとも動きが鈍くなり、以前より難しくなる。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は『以前ほど速く動けなくなった。勝つためには違う方法で戦わなければならない』と話している」と続けた。

(コメント引用元: https://www.eurosport.com/tennis/australian-open/2024/naomi-osaka-can-thrive-as-she-joins-caroline-wozniacki-in-returning-to-tennis-following-pregnancy-ba_sto9934968/story.shtml)