スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

3月24日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
中学1年生の息子のことで悩んでいます。息子はとても大人しい性格で、人の輪に入ることや発言などがなかなかできず、クラスでも1人で行動をしているようです。傍から見ていても、なんとか頑張って学校へ行っているようで、いつ「もう、学校へ行きたくない」と言い出すだろうかと心配しています。

母親である私にも多くを語らず、わがままを言ったり、怒ったりもしません。基本、部屋にこもり、好きなYouTubeを観たりゲームをしたりしています。私は息子のことが心配でなりません。

しかし、結局のところ見守ることしかできず、登校する息子の後ろ姿に、せめてもの「卵オーラマーキング」(※オーラを強めるために、卵で覆うようなイメージを持ってバリアを張る呼吸法)をしています。手探り状態の子育て、何か良きアドバイスがあればいただきたいです。

<江原からの回答>
江原:「息子のことが心配でなりません」と言われていますが、私は相談者さんのことが心配でなりません。メールに書いてあることは、「こういう息子でいてほしい」という相談者さんの願望ですよね? みんなとワイワイ行動して学校を楽しむ息子でいてほしいという自分の理想で、押しつけです。いくら私の本を読んでオーラマーキングについて知ってくださっていても、これだと呪いになってしまいますよ。

私も子どものときは、どちらかというと一人遊びが好きな子だったんです。母のことは尊敬して大好きですけれど、二言目には「子どもらしくない」と言われるのが幼心に嫌でしたね。母の言う「子どもらしい」というのは、毎日帰ってきたらランドセルを置いて外に出て行って、ボールを追いかけ回したり、泥んこになって帰ってきたり……ということでした。

私は帰るとすぐに工作の紙とかを切って、いろいろなものを作ったり、絵を描いたりするのが好きでした。時間を忘れてずっと工作をしていましたよ。だけどやっぱり、母は半分心配だったんでしょう。だから「外に行って遊んでこいよ」と思っていたのでしょう。母親の願望ですね。

そんな子ども時代を過ごしましたけれど、今では活発に全国各地を巡るような生活です。オペラも歌いますが、オペラが終わって翌日からは対談だなんだと仕事をするような日々です。だから気にしないで、楽しんで育んでください。健康のことや食事のことだけ気にしてあげて、もし「学校が嫌だ」と言い出したって「学校がすべてじゃないし、いいじゃない」と構えていればいいでしょう。それに、別に本人も学校が嫌だとは言っていないのですから、本人がそれで良いと思っているのだったら別に良いじゃないですか。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「心配は心の映し出しです」

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3月24日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 4月1日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/