スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
1月21日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、さまざまな相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
私は今、母親の介護か自分の結婚かで悩んでいます。母親は兄夫婦と実家で同居中。私は1人暮らしをしています。私には結婚したいと思う人がいるのですが、その方は三重県に住んでいます。

母親は同居の兄家族のごはんを作ったり、孫とお話をしたりと、仲良く暮らしています。ただ、兄夫婦がよく夫婦ゲンカをするので、その度に心の負担になるようで、不眠が続いているようです。「ケンカを聞くのが嫌だから別居したい」と考えているようですが、一人暮らしは不安なので、私と暮らしたいようです。

私は「母の願いを叶えて助けてあげなければいけない」という思いと、「好きな人と結婚したい」という思いとの間で悩んでいます。

最近、母がポットの使い方が分からなくなるということがあり、認知症を発症したかもしれません。そんな母親を置いて、好きな人と一緒にいるために遠くへ行くことを選ぶのは親不孝のような気がします。これは共依存なのではないか、自立の道はどちらなのだろうと悩んでもいます。

<江原からの回答>
江原:相談者さんは、結婚するのが不安なだけなんだと思います。だから、いろいろな言い訳をいっぱい付けているんです。自分の人生だったら、結婚を選ぶのが親不孝だとか、そんなことは思わないのではないでしょうか。

だって親だったら、子どもが好きな人と結婚してくれるのが幸せじゃないですか。それに今の時代、三重県だろうがどこだろうが、新幹線に乗ればすぐです。何かあればすぐ帰れます。

奥迫:そうですよね。それに「お母さんも近くに住んだら?」と提案することもできますよね。

江原:そうそう。相談者さんは自分で気付いていないかもしれませんが、不安があるから言い訳をくっつけているだけかもしれません。好きな人と一緒になりなさいよ。結婚しなかったら、絶対に後で悔やむと思いますよ。そして、こういう人に限って後になってから「あのとき結婚していれば良かった……」と言ったり、結婚できなかったことを人のせいにしたりする。だから、私は絶対に結婚するべきだと思います。

「母が認知症を発症したかもしれません」という書き方も、その証拠です。発症したのかどうか、まだ分からないですよね。私なんかでも、しょっちゅう物忘れをしていますよ。お母さんもお年なのだから、ポットの使い方が分からなくなるなんて当たり前。私も普段使っている扉なのに、「押して開く」のと「引いて開く」のを間違えて、一生懸命引いて開けようとしていたことがありますからね。自分の認知を心配してしまいましたが、そういうことは誰にでもあります。

だからそれよりも、今を生きる。そして、自分の幸せは自分で責任を負う。自分自身の心と常に対話してください。

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「幸せは自分自身の責任です」

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1月21日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 1月29日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/