スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
2月25日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
25年間彼氏がいません。作らなかったのではなく、単にモテなかっただけです。この事実は変えることはできませんが、「一度くらい付き合えば良かった……」と後悔してしまいます。恋愛はたくさんしたほうが、人として成長できるのでしょうか? 後悔を減らす方法を教えてください。

<江原からの回答>
江原:かわいい相談ですね。私は恋愛しないより、したほうが良いと思います。だけど相談者さんに聞きたいのは、実際に人と付き合うかどうかよりも、「恋はしていますか?」ということ。

一方的にでも「はっ! 素敵な人だな」と思うことはありますか? その心のトキメキが多いことが大事です。男の子もそうかもしれませんが、特に女の子は、“自分を変える最初のきっかけ”は恋愛ですからね。

だって、家のなかで「お母さん、これ洗濯しといて〜」とか言って生きてきた人が、突然人を好きになって、作ったこともないのにバレンタインデーでチョコレートを作ったり、お弁当を作ってみたり、相手の好みに合わせて髪をバッサリ切ってしまうこともありますよね。男の子だって好きな子ができたら、やっぱりカッコ良くなりたいと思いますよ。それが人生の最初。ドキドキがなかったら、みんな自分を変えないですよ。

相談者さんは、そのドキドキがないのでは?と思います。「単にモテなかっただけ」と言われていますが、「ドキドキして、モテる努力をしているかどうか」で、モテ方って決まる気がするんです。

例えば、“素材”は良いのに「この人、ちゃんとしたらカッコいいんだろうな」って思う人、いるでしょう? それは、その人が自分を磨いていないからです。

だから、大事なのは付き合うことよりもトキメキですよ。人を好きになると、人の良いところを見ますよね。そうすると自分のことも見つめることになるから、自分を磨く。その延長線上に付き合うかどうかがあるので、形だけ人と付き合ったってつまらないです。

(好きな人ができたら)「私はこんな言葉をかけてもらったらうれしいから、こういう言葉を人に声をかけてあげよう」とか思いますよね。

心は“餅つき機”みたいなものです。常に魂を揉んで、心を練っていけるんです。ときめいたり、「あの人素敵だな」と思ったり、「自分のこういうところが嫌だ」と自分のことを見つめるようになり、磨いていきますよね。

自分が苦労していると、人のことも分かるので、他人をいたずらに非難しなくなるし、「その苦労、分かる!」「大変だよね」と共感して心がどんどん、やわらかくて丸くて、きめ細かいお餅になっていくわけですよ。トキメキが大事。心を動かして生きていこう! ということです。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「トキメキを大切に生きていきましょう」

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2月25日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 3月4日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/