現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳で、その前日に連邦検察から銀行詐欺罪で訴追されていた水原一平容疑者が裁判所に出廷した。黒いスーツに白いシャツ姿で出頭し、複数の条件提示を受けて即日保釈。今回の法廷で罪状認否は行なわれず、次回5月9日に実施される予定だ。
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 そんななか、米ネットワーク『ESPN』が水原容疑者の過去を紐解くレポート記事を掲載した。「大谷の通訳である水原はいかにして選手たちのライフラインとなったのか」と題して、日本ハム・ファイターズ時代に通訳を務めた現レッドソックスのクリス・マーティン投手、マイケル・クロッタ元投手、ミッチ・ライブリー元投手の証言インタビューを紹介している。

 さらに同メディアは水原容疑者の高校時代に切り込んだ。「彼は2003年にロサンゼルス郡東部にあるダイヤモンド・バー高校を卒業し、最低限の足跡を残している。サッカー部に所属して、第3ゴールキーパーでほとんどゲームには出場できなかったが、真面目に毎日練習に取り組んでいたという」と伝え、当時のアシスタントコーチで、英語教師でもあるケンプ・ウェルズ氏を直撃した。水原容疑者の印象を次のように振り返っている。

「生徒に関して言えば、たいていすごく良い生徒かすごく悪い生徒を覚えているものです。でも彼はそのどちらでもなかった。ただ淡々と自分がなすべきことをこなしていました。実に物静かで、特別印象に残るような人物ではなかったですね。教師もクラスメイトも、まさか彼が全米のニュースで話題をさらうような人物になるとは想像もしていなかったでしょう」
  そして『ESPN』はダイヤモンド・バー高校の公式ホームページの変化に注目。そこには「傑出した卒業生」の名簿が記載されており、サッカー米女子代表FWのアレックス・モーガンらが居並ぶリストがある。だが事件発覚からほどなくして、水原容疑者の名が削除されたという。『ESPN』は「水原がカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業した事実はない。大学広報は在学者リストに彼の名前はなかったと断言した」と件の学歴詐称に関しても触れている。

構成●THE DIGEST編集部

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