大谷翔平、日本人最多176号&マルチ安打!ドジャースも10対0の大勝で連敗を「3」で止める
まさに完璧な当たりだった。
第1打席は空振り三振に倒れたものの、大谷は3回の第2打席、相手先発エイドリアン・ハウザーのスライダーが真ん中に入ってきたのを見逃さなかった。打球は高々と空へ舞い上がり、あっという間にライトスタンド中段へグサリ。今季5号となる先制2ランで、日本人史上最多となる通算176号を飾ってみせた。
また、この日はドジャース先発のタイラー・グラスノーも好投し、5回までに散発2安打無失点。両投手のテンポのいい投球に、何と1時間で5回表が終了するなど、前半は展開の早いゲームとなった。
そして5回裏、直前のムーキー・ベッツのタイムリーで1点を追加したドジャースは、さらに無死一、二塁で大谷の第3打席。ここも強振した大谷は投手強襲の内野安打を放ち、無死満塁と好機を広げて10対0の大量リードを呼び込んだ。
大谷はその後、6回の第4打席は四球。8回には代打を送られてひと足早くゲームから退き、3打数2安打2打点でこの日を終えた。投手陣も8回まではグラスノー、9回はニック・ラミレスにつないでメッツを完封リレーで抑え、10対0と大勝して連敗を「3」で止めた。
構成●SLUGGER編集部
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