現地5月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第2打席で今シーズン12号となる本塁打を放ち、第3打席で中前打、第4打席で二塁打と計3安打・2打点と活躍した。
【動画】指揮官が「ボンズのようだった」と形容した大谷翔平の12号特大アーチ

 米通信社『AP』によると、大谷の12号本塁打が今シーズンのオラクル・パークでの記録を塗り替えたという。「446フィート(約136メートル)のドライブは、右中間にあるレンガのファザードに着弾した。オラクル・パークでは、2022年8月15日にクリスチャン・ウォーカー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が461フィート(約140メートル)を飛ばして以来の長距離アーチとなった」と伝えた。
  また、12号本塁打の打球速度も、今シーズンのオラクル・パークでの最速を記録。「オオタニの本塁打の打球は113.4マイル(約182キロ)。今年のオラクル・パークで最も強い打球だった。さらに、15年にスタットキャスト(データ解析ツール)が導入されて以降、過去7番目に強い打球だった」とも報じている。

 もう少しでスプラッシュヒットとなった大谷の特大アーチについて、先発したドジャースのギャビン・ストーンは「打った時、海まで飛んだと思った。ゾッとしたよ」と語り、デーブ・ロバーツ監督は、「バリー・ボンズのようだった。印象的だったね」とMLBを代表するホームラン打者の名前を挙げて、大谷の一撃を称賛した。

構成●THE DIGEST編集部

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