スターダムはビッグマッチ『STARDOM Flashing champions 2024』5.18神奈川・横浜武道館大会を開催した。

【スターダムPHOTO】強くて可愛いギャップに胸キュン!破壊力抜群な“美しき戦士”たちを一挙にチェック! 第6試合では、IWGP女子王者の岩谷麻優が羽南とのアイコンタクトを結成し、アイスリボンの藤本つかさ&シードリングの中島安里紗によるベストフレンズが対戦。岩谷とベストフレンズは、2016年のアイスリボン3.12東京・後楽園ホール大会に当時サンダーロックとしてタッグを組んでいた紫雷イオ(現イヨ・スカイ)とともに来場し、ベストフレンズとの対戦をアピールしたが、“大人の事情”から両団体が疎遠になったことにより、このカードは実現せず。そんな岩谷の前に4.27神奈川・横浜BUNTAI大会で藤本がまさかのサプライズ登場。藤本は「かた〜い鎖でかかった禁断の扉をそろそろ開けませんか?」と言うと、シードリング8.23後楽園大会での引退が決まっている中島とのベストフレンズでの対戦を要求。岩谷は「タッグならいいよ。パートナーを連れて来る」とこれを受諾したことにより、羽南をパートナーにドリームマッチが実現した。

 試合はベストフレンズがハードヒットな闘いを仕掛けると、受けのスタイルのアイコンタクトは技を食らいまくっていく。アイコンタクトも何とか連係で切り崩しにかかるも、ベストフレンズは中島が岩谷にダイビング・フットスタンプを放ち排除すると、藤本がハイキックからたいようちゃん☆ボムを決めて粘る羽南を退けた。

 ベストフレンズにホームリングで完敗した岩谷は「ベストフレンズ、めちゃくちゃ強すぎるって! 久しぶりに心が折れました。まだまだやっぱりスターダムでやり残したことがたくさんあるんだって実感しました」とスターダムに「残留」した意味があったことを痛感したという。続けて藤本に「IWGP懸けて私と闘ってください」と今度はシングルでの決着を要求。藤本は「岩谷麻優はこんなもんじゃない。わかってる。IWGPぜひやらせてください。だけど一つだけ条件があります。次、対戦する時はウチのリングに来い!」とアイスリボンの大会でという条件付きでの挑戦を受諾すると、岩谷は「もちろん、いつでも、どこでもあなたと闘えるならどのリングでもいい。後は会社に任せます」とスターダム以外のリングでも構わないと応えた。
  また中島に対しても「引退を先延ばしにしろ」と迫ったが「先延ばしにしねーよ。まだ3か月待ってるから。お前じゃなくてもいいや。スターダム!今日のところはウチらの圧勝ということで、あと3か月待ってるから。リングはスターダム、アイスリボンだけじゃない。シードリングもあるんで、そこんとこヨロシク!」と引退ロードの中にスターダムという文字が刻まれたようだ。
  バックステージでも藤本は「毎回私たちがスターダムのリングに上がるというのもフェアじゃないというか。どうしてもやりたいなら次はウチに来いと。ウチに上がる度胸があるのかと。それを問いたい」とアイスリボンの大会でのIWGP女子王座挑戦をアピール。岩谷は「絶対にやり返す!」とかなり火がついたようで「それまで引退するな、中島安里紗」と中島の引退ロードの中でやり返す機会を探っていくことになりそう。ここから岩谷の巻き返しを期待したい。

◆スターダム◆
『STARDOM Flashing champions 2024』
2024年5月18日
神奈川・横浜武道館
観衆 927人
▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)
岩谷麻優&●羽南(21分17秒 エビ固め)藤本つかさ○&中島安里紗
※たいようちゃん☆ボム

文⚫︎どら増田

【動画】岩谷麻優の強烈なドロップキック!
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