ジャパニーズホラーを牽引する清水崇監督の代表作「呪怨」が、2023年8月12日(土)から8月20日(日)まで、こくみん共済 coop ホール スペース・ゼロにて、体感型ライブショー「呪怨 THE LIVE」として上演されることが決定した。

■「呪怨」シリーズとは?

「呪怨」シリーズは、2000年に発売されたビデオ版「呪怨」「呪怨2」に始まり、劇場版、ゲーム、ドラマなど数々のメディアミックスや、「THE JUON/呪怨」シリーズとしてハリウッドリメイク版映画も製作されるなど、2000年代以降の “ジャパニーズホラー”ブームの火付け役となった。

今夏のライブショーでは、ビデオ版「呪怨」「呪怨2」のストーリーをベースに、真夏にふさわしいライブエンターテインメントが準備される予定となっている。脚本はフジテレビ「ほんとにあった怖い話」などの穂科エミ、演出は朗読劇や舞台などを幅広く手掛ける田邊俊喜。また、恐怖監修としてお化け屋敷プロデューサーの五味弘文が作品に参加する。

■いしだ壱成が猟奇殺人犯役として登場

出演キャストは、小学校教師・小林俊介役に小松準弥、妊娠中の妻・真奈美役に大場美奈、怨念が宿る一戸建てを仲介する不動産屋・鈴木達也役にあべこうじ、その妹で強い霊感を持つ鈴木響子役に原幹恵、中古物件で夫婦生活を始める北田良美役に越智ゆらの、事件の顛末を追う吉川刑事役として野添義弘が出演する。

さらに「呪怨」の象徴的存在・佐伯伽椰子役に佐々木心音、そして「呪怨」を呼び覚ました猟奇殺人犯・佐伯剛雄役をいしだ壱成が演じる。その他、怨霊・佐伯俊雄役のクワトロキャストに加え、恐怖の演出を盛り上げる10名の女性キャスト陣による“凶演者”たちが登場する。

■「呪怨 THE LIVE」あらすじ

呪怨とは、強い怨みをいただいて死んだモノの呪い。ある一家で起きた惨殺事件をきっかけに、次々に起こる怪奇現象。怨念が蓄積されて「業」となった呪いのバショは、そこに触れたモノ全ての命を奪い、新たな呪いを生み出していく…。

■「呪怨」原案・脚本・監督 清水崇 コメント

生の舞台で拙作「呪怨」!!正気の沙汰か!?
十数年前、LAでサム・ライミ監督に「『死霊のはらわた』を舞台で!?正気か!?」と問いただした事を思い出し......これって...光栄な事なのか?
実は...舞台演劇で芝居の基礎を学んだ僕としては恐怖に近い不安も拭えず......
が、偶然、顔見知りのキャストも数人いるようで期待も膨らみます。
さんざん亜流の“名ばかり「呪怨」”が出回ってしまってますが...今回はきちんと事前にご相談いただいたし、生みの親として、一観客として、不安【恐怖】は胸の奥へ押し込んで、楽しみにさせていただきます。
脚本・演出、スタッフの方々...皆様、くれぐれも...くれぐれも...どうぞよろしくお願いいたします!
追記:うざキャラ芸人のあべこうじさん、“おふざけ”やり過ぎないでくださいね.........苦笑。

■小林俊介役・小松準弥 コメント

小林俊介を演じさせていただくことになりました小松準弥です。「呪怨 THE LIVE」、きっと誰もが知っているジャパニーズホラー「呪怨」が目の前で繰り広げられます。一体どれだけの方を震え上がらせる空間になるのだろうかととても楽しみであり、また「呪怨」に携わらせていただけること、大変光栄です。霊的な怖さはもちろん、人間ならではの気味の悪さなど、様々な恐怖や怨念が詰め込まれた世界を皆さんに全身で体感していただけるよう努めさせていただきます。

■佐伯剛雄役・いしだ壱成 コメント

この夏一番のホラーに出演させていただくことになりました、いしだ壱成と申します。呪怨といえば、当代きっての人気ホラーシリーズ。そのライブ版とあっては期待度も高いものかと思います。先だってビジュアル撮影がありましてお邪魔してきましたが、制作陣のイメージははっきりとしたものがあり僕もすっかりのせられてしまい、なかなかに恐ろしいビジュアルが撮れたと思っております。人の念というのは怖いものです。この夏はそんなストーリーに身を任せて観客の皆様に怖気をお届け出来たらと切に思っております。


■小林真奈美役・大場美奈 コメント

2023年の夏にホラー界のレジェンド作品「呪怨」が体感型ライブショーになります。私も現状まだどんな作品になるのか全く予想がついていませんが、この作品に出演させて頂けることを楽しみに思っております。ホラーとリアルショー、どんなものになるのか。私たちも皆さんに夏の一大ホラーイベントをお届けできるように務めます。ぜひ劇場で体感してください。

■鈴木響子役・原幹恵 コメント

この度、「呪怨 THE LIVE」で鈴木響子役を演じさせて頂くことになりました。呪怨と言えば日本だけに留まらず、海外でもリメイクされ、長きに渡り人々を魅了してきた作品です。そのような作品に参加できる事をとても光栄に嬉しく思っています。

高校生の時に友人達と「呪怨シリーズ」を観てから怖くて暫く電気を消して寝られなかったのを今でも覚えています。霊や怨念など目に見えない恐怖ほど恐ろしいものはありません。今年の夏、皆さんに最高の恐怖をお届けできるように尽力いたします。