反町隆史が主演するドラマ「グレイトギフト」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が2月15日に放送。反町演じる藤巻の妻の裏切りやラストの衝撃展開が反響を呼んだほか、闇落ちしていく津田健次郎が演じる郡司の本気の恋や、佐々木蔵之介が怪演する悪どい白鳥理事長がSNSで話題となった。(以下、ネタバレを含みます)

■殺人球菌“ギフト”をめぐるサバイバル医療ミステリー「グレイトギフト」

本作は、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)や「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(2021年・2023年、TBS系)などを手掛けた黒岩勉氏が脚本を務めるオリジナル作品。完全犯罪を可能にする殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。

反町が優柔不断でうだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣を演じ、世にも恐ろしい球菌“ギフト”を発見し人生が激変していく。波瑠、明日海りお、小野花梨、盛山晋太郎(見取り図)、坂東彌十郎、津田健次郎、倉科カナ、筒井道隆、尾上松也、佐々木蔵之介らが出演し、JUJUの「一線」が主題歌となっている。

■津田健次郎“郡司”&不倫相手の片山萌美“鶴下”、ホテル密会シーンに“キュン”

“ギフト”を知りどんどん闇落ちしていく郡司(津田)は、腹心としてずっと側で支えてきた白鳥理事長(佐々木)をも蹴落とし、自分がトップになろうと藤巻(反町)と本坊事務長(筒井)に忠誠を誓わせる。そんな中、郡司と不倫関係にある看護師長の鶴下(片山萌美)は、急性心不全を引き起こす魔法の薬があることに気づいていた。

郡司とホテルで密会していた鶴下は、トップを目指す郡司のために白鳥理事長を殺してもいいと郡司に“ギフト”をくれるように促す。郡司は“ギフト”に関わるのは危険だと鶴下を自分から遠ざけようとするが、郡司が藤巻の妻・麻帆(明日海)と深い仲だと怪しんでいた鶴下は、嫉妬の想いをぶつける。「信じろって」という郡司に抱きつく鶴下が愛らしい。

郡司と鶴下のホテル密会シーンは、今までも視聴者をトリコに。今回も「君を失いたくない、、、郡司先生からこんな事言われたら、、キュンしちゃう」「津田さんの色気ヤバすぎます」「津田さんのほほ笑み…あんなのあんな至近距離で見ちゃったらそりゃ沼るし、情緒もおかしくなるわ」「ツダケンさん声良すぎる」などと反響を呼んでいる。

■津田健次郎“郡司”に本気で恋する片山萌美“鶴下”が嫉妬の炎を燃やす

“ギフト”の危険から妻・麻帆を守るため、藤巻は郡司を不倫ネタで脅し、麻帆に転院するように説得してほしいとお願いする。女性スキャンダルは避けたい郡司は麻帆を説得しに。後をついていった藤巻は、麻帆と郡司が不倫関係にあることをそこで初めて知った。離婚を切り出され承諾するしかなかった藤巻が、叫びながら走る姿を見た鶴下は、麻帆の病室の外で郡司と麻帆のただならぬ雰囲気を見て嫉妬の炎を燃やす。

鶴下は白鳥理事長に、郡司が白鳥を殺そうとしていることを密告。そして自分が郡司を殺すので、魔法の薬“ギフト”をくれるようにいう。最初はとぼけていた白鳥だったが、自分が知っていることをすべて公表する…という鶴下の言葉で、鶴下に“ギフト”を渡す決断をした。

■片山萌美“鶴下”を手にかける佐々木蔵之介“白鳥理事長”が「ヤバイ」

麻帆から離婚を切り出され自暴自棄になっていた藤巻のもとに、鶴下から電話が。復讐するという鶴下の「同じ気持ちを持った同士」という言葉で、藤巻は鶴下が郡司を殺すつもりだと気づく。妻と郡司の関係を知り、どうでもいいと思っていた藤巻だったが、医者としての自分を思い出し、郡司の元へ急いだ。

藤巻が郡司に事情を話すと、郡司は鶴下の狙いは自分ではなく麻帆だと勘づく。病室にかけつけたが麻帆は無事。そんなことを知らない鶴下がニヤリとほほ笑んでいたところ、鶴下の背後から誰かが近づいてきた。それは白鳥理事長で、鶴下に“ギフト”を注射。「あなたは知りすぎた」と淡々と話す白鳥理事長の表情が怖すぎる。

白鳥理事長を演じる佐々木の怪演は初回から話題に。「佐々木蔵之介の怪演技やばすぎん」「グレイトギフトの佐々木蔵之介が良すぎる。彼は柔和な役も素敵だが、悪役も色気があって最高に良い。我が家では悪之介というワードが定着」「佐々木蔵之介さんの演じる人物がサイコパスみを発揮しだしたので、思わず『サイコパス之介やないか!』と突っ込んだ」などと、名前を悪どく文字るワードもSNSで飛び交う。

■津田健次郎“郡司”「2人好きになることもある」、本気の恋ゆえの悲劇に落胆

藤巻と郡司は、鶴下を殺したのは白鳥理事長だと確信。肩を落とす郡司に「愛していたんですね」と話しかける藤巻は、なぜ自分の妻とも関係を持ったのかを問う。「2人好きになることもある」という郡司の言葉にあきれながらも、藤巻はもうこれで“ギフト”を終わりにしたいと告げた。

郡司が2人を本気で愛してしまったからこその悲劇に、「女性が嫉妬して復讐する相手は女性だって、こないだの相棒で言ってなかった?」「『俺の気持ちは俺のもんだ』不覚にもきゅんときたよ…」「郡司ロスにならなくてよかったけども、鶴下さんのことを遊びではなく本気だった叫びでなんともいえない」などと反響を呼んでいる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部