二階堂ふみが主演、日本初進出の韓国人俳優、チェ・ジョンヒョプが出演する火曜ドラマ「Eye Love You」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第5話が2月20日に放送され、X(旧Twitter)ではまたしても「#eyeloveyou」が世界トレンド1位を獲得。二階堂演じる侑里とジョンヒョプ演じるテオのファーストキスが実現するも、すれ違いが続き、切なく胸が痛いエピソードになった。 (以下、ネタバレを含みます)

■テレパスの主人公×年下韓国人が織りなすファンタジック・ラブストーリー

同作は、人の心の声が聞こえる力“テレパス”を持つ主人公が超ストレートな年下の韓国人男性と恋に落ちる、もどかしくも明るい完全オリジナルのファンタジック・ラブストーリー。

ある事故をきっかけに、目を見るとその相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)は、知りたくもない相手の「本音」が聞こえてしまうため、恋をすることは長い間諦めていた。

そんなある日、侑里が出会ったのは明るく人懐っこい性格の韓国人留学生のユン・テオ(ジョンヒョプ)。彼と偶然目が合うも、聞こえてきた声は韓国語だった。太陽のように明るくストレートなテオは、自分の本音をさらけ出せない侑里の閉ざされた心をとかしていく。

■侑里&テオに関わる人物を演じるのは…

侑里とテオを取り巻くキャストとして、大学時代に侑里と出会い、ともにチョコレートショップ「Dolce&Chocolat.」を立ち上げた花岡彰人役で中川大志、ショコラティエ兼ショップの店長でありながら、恋愛マスターとしての一面も持つ池本真尋役で山下美月(乃木坂46)が出演。

また、テオの先輩で頼れる兄のような存在の小野田学役を清水尋也、男手一つで侑里を育ててきた本宮誠役を立川志らくが演じる他、ゴリけん、鳴海唯、絃瀬聡一、杉本哲太ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■勘違いの連鎖ですれ違い

バレンタインデートを終えて、ますます気持ちが高ぶる侑里とテオ。特に侑里は人の心を読めることで恋愛を諦めていたためテオへの思いは久しぶりの感情で、そのコントロールに苦戦する。テオに対して恋心を抱けた理由は心の声が韓国語で、瞬時に理解できなかったからだが、心の声の意味を知りたい衝動に駆られ、インターネットで検索し始めてしまう。

侑里がたどり着いたのは、韓国カルチャーやトレンドを発信するきばるんの動画。登録者数が50万人を超えるYouTuber・きばるんの登場は予告の時点から話題を呼び、注目を集めていた。そんなきばるんいわくテオが心で言った“ヌナ”という言葉は、「お姉さん」という意味で、恋愛対象じゃない人に対しても使う言葉だとか。

自分が恋愛対象じゃない可能性があると知って侑里が悩み始める一方、テオも先輩の小野田(清水)が自分と同じチョコレートをもらっていたと知って、侑里の感情に疑問を抱くように。これもすべて、真尋(山下)がテオの好きな人だと誤解して“テオの好きな人”と曖昧な呼び方を続ける先輩のせいなのだが、その勘違いは解消されず「特別な人になりたいのに…」と、テオの心に苦い気持ちを残してしまう。

侑里とテオ、そして先輩と真尋も巻き込んだ壮大な勘違いの連鎖にSNSでは「先輩ヤメテ!!どんどんおかしくなってくから!!笑笑」「あー、新たな勘違いがぁ!! 文化の違いって難しいね」「なんなのほんとこのひとたち はよくっついて」「ああーーもうすれ違ってるうううう」「っかぁーーーっ!!! もう、私が2人に伝えてあげたいっ!」といった声が続出。視聴者をヤキモキさせた。

■夜のお散歩デートで初キスするも…

その後、初デートで訪れた公園で会うことになった二人。階段で侑里に「ドキドキする?」「僕もずっとしてる」と言うシーンでは「はぁ?!なに今のテオくん可愛すぎるやろうが」「視聴者側もずっとドキドキしてます」といった反響が。

続けて「何でそんなこと言うの?」という侑里にキスをして「わかった?」という、時が止まったようなキスシーンが描かれると「ぎゃあああああ!!!キス!!!」「うぎゃああああああああああ」といった悲鳴に加えて「2分くらい息止まってた」「キスして『わかった?』は反則過ぎて女性ホルモンが大暴れしてる」といった声もあがり、視聴者は大興奮。

このままラブラブまっしぐらかと思いきや、思わぬ方向に。キスの後に“サランへ”“愛してる”というテオの心の声を聴いた侑里は「私も」と言いながらも、心の声を読んだことに罪悪感を感じたのか「ごめんなさい」と言ってその場を去ってしまう。

両思いのはずなのに結ばれない歯がゆい展開に「ユリさんそこで逃げないでよ〜泣 テレパシー越しだけどせっかくテオくんが愛伝えてくれたのに」「テオくんの表情素晴らしい 神様なのかな かんぺきじゃん 早く幸せになってーー」「侑里テオがさっさとくっついてくれんと小野田さんの勘違いが解けへんから頼むてええてえええええ笑」「なんか 焦れったくなってきちゃったわ〜」といった声が。

これまでに比べて胸キュンシーンは少ない結果になったが、代わりにテオを演じるジョンヒョプの演技力が光る結果となり「テオの韓国語セリフ多くて嬉しい」「細かい演技めちゃ見せてくれる」などのコメントも見られた。

侑里とテオのキスを待ちわびていた視聴者にとっては、予想外の切ないキスシーンだったが「ヨロブン 私たちは忘れてはいけませんチェ・ジョンヒョプが隠れキス職人だということを ユン・テオは可愛いキャラだけどチェ・ジョンヒョプが本気出したらどうなるか分かりません」といった声もあり、早くも今後のキスシーンに期待が寄せられている。

◆文=KanaKo