佐藤健が主演を務める映画「四月になれば彼女は」(3月22日[金]公開)の場面写真が解禁。併せて、追加キャスト5人も発表された。

■映画「四月になれば彼女は」とは

本作は、川村元気による同名小説を映画化した作品。精神科医の藤代俊のもとに、かつての恋人・伊予田春から手紙が届いたのと同時期に、藤代の婚約者・坂本弥生が突然姿を消す。春からの手紙と弥生の失踪、2つの謎はやがてつながっていき、現在と過去、日本と海外が交錯しながら、愛する人をさがし求める“四月”が始まる。

主人公・藤代を佐藤が演じるほか、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・弥生を長澤まさみが演じる。そして、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る春を森七菜が演じる。

また、監督を山田智和氏が、撮影監督を今村圭佑氏が、音楽を小林武史が務め、主題歌は藤井風の「満ちてゆく」に決定している。

■作品の世界観が凝縮された場面写真が解禁

この度、本作の場面写真10点が解禁された。暗室にて現像中の写真を見つめる藤代や、1枚の写真を物憂げな表情で見つめる弥生。旅先のアイスランドにて空を見上げる春といった、それぞれの繊細な感情を感じさせるビジュアルに加え、落ち着いた雰囲気で寄り添い合う藤代と弥生の姿も。

また、青春の爽やかさが溢れる藤代と春の幸せな瞬間、失踪した弥生を理解しようと、愛をさがし求め苦しむ藤代が親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマを切りとった1枚も公開。

さらに、春が訪れたアイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で1人で佇む映像美を感じさせるビジュアルも解禁され、現在と過去、日本と海外、そして愛する人の存在をさがし求める本作の世界観が収められた場面写真となっている。


■追加キャスト5人も公開

場面写真と併せて、追加キャスト5人の情報も公開された。弥生が勤める動物園の飼育員で、獣医としての弥生のことをよく知る先輩・北村を橋本じゅんが、原因不明の不眠症状に悩み、藤代の元を訪れる患者・桑原を水澤紳吾が演じる。

また、藤代と弥生が訪れる結婚式場のウェディングプランナー・高橋役を瀬奈じゅんが、末期の病に侵されながらも、春が撮る写真に胸を打たれる女性・長谷川綾子役を島かおりが、春の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者・中河玲子役を高田聖子が務める。