コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、モチダちひろさんがX(旧Twitter)に投稿した『めで鯛!定番料理』をピックアップ。

作者のモチダちひろさんが2月21日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、2.5万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、モチダちひろさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■一瞬で完食してしまう鯛料理のレシピとは…
夫が釣ってきたのは50cmほどの立派な鯛。我が家で鯛といえば、お決まりのレシピがあるのだ。3枚におろして表面に一つまみの塩を振り、10分置いて水分をふき取り焦げ目がつくまでオーブンで両面を焼く。焼けた鯛の頭と中身は、昆布を浸した水の中へ。身はお米のある炊飯器の中へ。お鍋は昆布と鯛で出汁を取り、醤油と酒を入れる。ご飯が炊くと、鯛めしの完成である。

4合が一瞬でなくなるほどのおいしさで、時間をかけても食べたい味である。ゴマや三つ葉、山椒を合わせてもよし、残った出汁はそのままお吸い物にしても最高。夫は鯛めしが鯛の料理で一番好きだが、ちひろさんにはとっておきの鯛レシピがある。それは、鯛のさっぱり和えである。酢とハチミツを合わせてお刺身にした鯛やきゅうり、大葉やゴマを投入すると完成する。夏の暑い時期やさっぱりしたいときにおすすめである。

様々な鯛料理のレシピを漫画で分かりやすく描かれた本作。ネット上では、「お腹が減ってきちゃう」「モチダさんの作品を読んでから、食卓に魚が多く並ぶようになりました!」「絶対美味しいやつ!」「鯛を釣る旦那さん、見事に料理する奥さんの素晴らしい家庭」といった鯛料理に魅了された声が多く寄せられている。



■「好きな魚の一つなので、描いていて楽しかった」作者・モチダちひろの語る創作の裏側
――「めで鯛!定番料理」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

夫が釣ってくる鯛をよく刺身や和え物、塩焼きなどしてたのですが、他の魚よりもよく出汁が出る魚なのでアラがもったいないなーと思って作ったのがキッカケです。

――「めで鯛!定番料理」 の中で気に入っているシーンがありましたら、理由と共にお教えください。

1ページ目の鯛をどーん!と描いたところです。あとスパッと3枚おろしにしてるところ。

好きな魚のひとつなので、描いていて楽しかったです。

――モチダちひろさんの作品を読むとお腹が減ってしまうと話題ですが、嬉しかったものや印象に残っているコメントがありましたら理由と共にお教えください。

お子さんが興味を持ってくださったり、偏食の子が食べてくれたというメッセージは感動しました!描いてよかった〜!!という気持ちです。

図書館や学級文庫に置いてくださるというメッセージも嬉しかったです。

――ご家族の仲の良さがモチダちひろさんの作品からものすごく伝わってきますが、家族仲良しの秘訣をお教えください。

会話や気持ちを伝えることは気をつけているほうだと思います。
喧嘩した時はとにかく話し合うことが大切だと思っていて、家族で衝突することも少なくありませんが、その都度どうすれば仲良く過ごしていけるかを話し合っています。

――モチダちひろさんの今後の展望や目標をお教えください。

コミックエッセイストとしてずっと漫画を描き続けたいです! おばあちゃんになっても描き続けて、健康にピンピンコロリで死ぬのが夢です。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。

作品を読んでくださる皆さんのおかげで漫画が描けています! 温かいメッセージが励みになっています。いつも本当にありがとうございます!! これからも応援よろしくお願いします!