千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00〜0:00 ABEMA SPECIALチャンネル)の3月17日放送回 #262は、ふだん物静かな芸人たちが映画「マスク」(1994年)になりきって自身の殻を破り、新たな一面を見出すための新企画「殻を破れ!ジム・キャリー選手権」では、挑戦者のロングコートダディの堂前透、ザ・マミィの林田洋平、THIS IS パンの吉田結衣の3人が、ジム・キャリー演じる映画「マスク」の主人公に変身し、“受付”での登場シーンと、スピードワゴンの井戸田潤の楽屋を訪れる“楽屋あいさつ”のふたつのシチュエーションで、いかに自身の殻を破ることができるか挑戦した。審査員を千鳥とスタジオゲストの高橋ユウが務め、“ふだんとのギャップ”“「マスク」のなりきり具合”をもとにひとり10点、合計30点満点でジャッジした。

■「殻を破れ!ジム・キャリー選手権」

初開催となった「ジム・キャリー選手権」では、はじめこそ「やりたくはない」「ふるえが止まらない」などと不安を口にしていた挑戦者たちだったが、いざチャレンジ本番が始まると一変、ふだんのキャラクターとはまったく違う表情、声、動きで「マスク」になりきり、審査員たちを圧倒した。

なかでも、トップバッターの堂前の変貌と完成度の高さには、一同、大興奮する。井戸田への楽屋あいさつでは、「Uber Eatsでーす!」と声をかけながら、「冗談! 俺だよー!」と楽屋に入ってきた堂前に、スタジオメンバーはさっそく爆笑し、入りから千鳥や高橋の心をつかんだ堂前は、その後もハイテンションで“ロシアンルーレット”“黒ひげ危機一髪”など井戸田にゲーム勝負をふっかけては「即負け」するという奇跡を連発する。やつぎ早にしゃべり続け、さまざまな遊びを仕かける堂前に、井戸田は、笑いと混乱でふり回される。

堂前の挑戦を見終え、大悟とノブはそれぞれ9点、高橋は10点と採点と、審査の基準となるトップバッターではあるものの、高橋は「これ以上出ない」とし、ノブも「ここまで仕上げられるのがスゴすぎる」と感服していた。

■ザ・マミィの林田洋平は

また、ふだんはコンビの“モブキャラ”として気配をうすくしている林田の、予想を超える弾けっぷりに衝撃が走る。見たことのない表情とハイテンションで動きまわる林田に、千鳥は「完璧じゃない?」「めっちゃええやん」と絶賛する。

楽屋あいさつでは井戸田のピン芸“ハンバーグ師匠”で使われる楽器のヴィブラスラップを持ち出すと、ふだんの林田ではありえないまさかの芸を披露し、井戸田は大爆笑し、その井戸田のあまりのウケように、千鳥も「めっちゃ笑ってる!」「めっちゃ楽しそうやん、潤さん!」と笑顔で見守った。

そして、林田の挑戦終了後、審査員たちは「これはムズい」と頭を抱え、ノブは「『M-1』の最終決戦ぐらいムズい」と苦笑していたが、初代“マスク王”に輝いたのはいったい誰だったのか、また、ふたりとは違った意味で、笑いを取った吉田の「マスク」も必見だ。