伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)。第2週となる「女三人寄ればかしましい?」が4月8日(月)より放送される。

■「虎に翼」とは…

同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ主人公・猪爪寅子(伊藤)。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香が担当する。

■第2週「女三人寄ればかしましい?」のあらすじ

第2週では――

昭和7(1932)年。晴れて「明律大学女子部法科」に入学した寅子(伊藤沙莉)は、女子の憧れの的である華族令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)らと出会う。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる。

そんな寅子に、よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。新聞が女子部の存在を面白おかしく取り上げる中、人一倍熱いよねの言動にひかれた寅子は、思わずよねを尾行。初めて本物の裁判を傍聴する。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、「ねぇ、私ってへらへらしてうっとうしいですか?」という寅子の声と共に、へらへらと見えるかのように笑う寅子と、頭をたたきながら奇声をあげ、何かに悩む寅子の姿がそれぞれ映し出され、スタートする。

その後、「そもそも男と女、同じ土俵に立ててすらいないんだ」というよねのせりふの後に、よねが寅子に詰め寄るシーンや、寅子が女子部で出会った仲間たちがさまざまな表情を見せる場面が。さらに、「じゃあ“法律とは?”の正解はなんなんですか?」という寅子の声と一緒に、裁判所を見上げて、圧倒される寅子の姿も。

また、場面が切り替わると「法とは」と落ち着いて話す穂高、「法律って」と少し慌てながら語る優三、「本来、法律は」と深刻そうな表情で言うよねの姿がテンポよく映し出され、“法律”に対して、登場人物がさまざまな解釈をしている様子が伝わる。

そして、最後にイライラした寅子が「誰かに教えてもらった?教えてもらってないよね?」と早口で意見をぶつけるシーンが流れ、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪寅子の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。