京本大我(SixTONES)が主演を務める「お迎え渋谷くん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の第3話が4月16日に放送。雨が降る中、愛花(田辺桃子)への思いがあふれてしまい、渋谷(京本)が衝動的にキスをするシーンが反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)

■「お迎え渋谷くん」とは

同ドラマは、恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海が、年の離れた妹・音夢(諸林めい)のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花に出会い、不器用ながらも恋を育んでいく“うぶキュン”ラブコメディー。原作は、蜜野まことによる同名漫画。累計250万DLを超え、全7巻すべて重版となった人気作のドラマ化となる。

また、渋谷が所属する芸能事務所の敏腕マネジャー・品川響子を長谷川京子、先輩俳優であり、渋谷をライバル視している神田隆平役を内藤秀一郎、保育士・愛花の一番の理解者であり幼なじみの本田圭佑役を中川翼、愛花の同僚でギャル保育士の金丸陽菜役をゆいちゃみ、渋谷くんの母親・渋谷遥役を乙葉、そして愛花の元カレ・大崎達也役を宮近海斗(Travis Japan)が務める。

■愛花は渋谷を避けてしまう

渋谷から花をプレゼントされた愛花は、渋谷の真っすぐな言葉に“キュン”とするも、関係を進展させてはならないと、自らの胸のときめきに気付かないフリをする。しかし、一度感じたドキドキはそう簡単に収まらず、音夢の送り迎えにやって来る渋谷を前に平常心を保つことができなくなった愛花は、渋谷を避ける。

渋谷もまた、そんな愛花の態度にどことなく気付いていたが、恋愛経験ゼロとあって、どうすることもできない。するとそこへ、神田から、カラオケで歌う愛花の姿と、「先生と友達になった」というメッセージが届く。翌日、動揺を引きずったまま仕事へ向かった渋谷はNGを連発。さらに、落ち込む渋谷に追い打ちを掛けるように、神田から衝撃的な言葉を聞いてしまう。

仕事を終えた渋谷は、降り始めた雨にも気付かず、ずぶ濡れで保育園にいる愛花の元へ。神田の言葉が本当かどうか、自分で確かめようと思ったのだ。そんないじらしい渋谷の姿に、思わず笑みがこぼれる愛花。すると、再び胸が“キュン”と鳴った渋谷は、驚くべき行動に出る。

■神田の言葉が渋谷を突き刺す

渋谷は、神田から「(愛花)先生、年下はなしだってさ」と聞き、ショックを受ける。そんな渋谷に追い打ちを掛けるように、神田は「そもそも子どもの保護者とは恋愛禁止らしいけど」と言い放つ。

神田の言葉を思い返すように歩く渋谷。その足は、愛花のいる保育園と向かっていた。雨が降っていることも気が付いていなかった渋谷はびしょ濡れの状態だった。その姿は痛々しく、胸が締め付けられた。

その一方で、どんなに傷付いていても、好きな人に会いに行ってしまう渋谷のいじらしさに、「愛花先生のことが本当に好きなんだね」「渋谷くんらしい」という声が上がっていた。

■エモいキスシーンに視聴者もん絶

保育園の前で出会った渋谷と愛花。雨に濡れた自分を心配する愛花に渋谷は、思い切って「年下は嫌いですか?先生は年下が恋愛対象外だと聞いたので」と素直に問う。すると、愛花は驚いた後に、「そんなことないです…」とやんわりと否定。

その後、2人は雨の中でキスをすることに。雨が降る中、スローモーションで重なり合うエモーショナルな光景に、SNSでは視聴者から「美しすぎて声出た」「きゅんを超えました」「無音の演出がすごい」「愛花先生…そこ代わってほしいかも」「もん絶しました、あざす」といった声が多く寄せられていた。

その一方で、告白もせず、互いの思いを確認しないでキスをしてしまったことで、両片思いの渋谷と愛花には不穏な空気も流れていた。4月23日(火)放送の第4話では、神田に加えて、渋谷と愛花をさらにかき乱す存在として、愛花の元カレ・大崎が登場。視聴者からは、「大崎の登場うれしいけども!」「4角関係?」「渋谷くんがんばれ!」と波乱の恋模様にワクワクするコメントがあふれた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部