劇場版最新作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の公開を記念して、劇場版シリーズ全26作品が動画配信サービス「Hulu」で配信中。そして今回、配信を記念して、東京都・新宿と北海道・函館に屋外・交通広告の掲出が開始される。劇場版の探偵と怪盗の名シーンを飾る「宿敵の画廊」が新宿に出現。さらに、公開中の最新作の聖地・函館には“五稜星”仕様の函館駅名標風広告が登場する。

■最新作公開を記念し新宿・函館に屋外・交通広告登場

新宿は、東京メトロ新宿駅と新宿三丁目方面をつなぐ地下通路「メトロプロムナード」内にて、劇場版過去作の探偵と怪盗の名シーンが並ぶ「宿敵の画廊(メモリアルウォール)」が出現。全長約15メートルにわたる巨大な広告は、中央に江戸川コナン・怪盗キッド・服部平次が大きく描かれ、その左右にはまるでアートギャラリーのようにずらっと額縁が並ぶデザイン。額縁の中には、Huluで配信中の劇場版各作品の中から、コナンや服部平次、怪盗キッドたちが活躍する名シーンの数々が飾られている。

さらに一部の額縁にはQRコードが飾られており、スマートフォンなどで読み込むと名シーンを映像で視聴できる仕掛けが…。それぞれの額縁の下にはそのシーンのヒントとなる絵文字が描かれているので、どんなシーンなのかを推理しながら楽しむことができる。

また現在公開中の最新作の舞台にもなっている北海道・函館には、駅名標風の広告が登場。「はこだて(函館)」と大きく描かれた同広告。一見シンプルな駅看板のように見えて、実は行き先が“五稜星(みちしるべ)”になっており、「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」というタイトルにちなんだデザインとなっている。矢印の先には最新作のポスタービジュアルが掲載。さらにHuluでは劇場版全過去作26作品が配信中であること、そして「#コナン観るならHulu」というハッシュタグが添えられ、最新作の聖地である函館で、今しか見られないスペシャルな広告となっている。

また、現在東京・池袋のアニメイト池袋本店にて掲出中の2Fガラス面広告も、4月20日(土)から新デザインに変更されている。

■劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」ストーリー

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…。一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰める。

時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が、函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。

それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…。そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫る。刀に秘した“真実”が、闇夜を切り裂き、いま月下へと導かれる天下分け目のお宝争奪バトルミステリー。