長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第5話が5月12日(日)に放送される。同ドラマは、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。

長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹を演じ、明墨と同じ法律事務所で働く同僚弁護士・赤峰柊斗役の北村匠海、同じく同僚弁護士・紫ノ宮飛鳥役の堀田真由、パラリーガル・白木凛役の大島優子、東京地方検察庁の検察官・緑川歩佳役の木村佳乃、検事正・伊達原泰輔役の野村萬斎らが脇を固める。

■若手からベテランまで多彩な俳優陣が集結

さらに、「JIN−仁−」(2009年)をはじめ7作目の日曜劇場出演となる相島一之、「小さな巨人」(2017年)にて長谷川と共演歴のある神野三鈴の他、小松利昌、近藤公園、松角洋平、馬渕英里何、宮尾俊太郎、山本浩司、吉永秀平と名バイプレイヤーが集結。

また、林泰文、安藤彰則、井上肇、内村遥、河内大和、迫田孝也、須田邦裕、砂田桃子、高木勝也、谷田歩、珠城りょう、馬場徹、和田聰宏、渡辺邦斗が「VIVANT」(2023年)以来の日曜劇場への出演を決めた。

そのほか、近藤華、山下幸輝、渡邊圭祐、沢村玲、十文字陽菜、田中真琴、搗宮姫奈、諸星すみれといった若手俳優陣や、各方面で活躍中の岩田剛典、朝夏まなと、一ノ瀬ワタル、s**t kingz・小栗基裕、田島亮、浪川大輔、早見あかり、前原瑞樹、水野勝が日曜劇場に初出演する。

■これまでの放送では――

町工場社長殺人事件の裁判を終えた明墨は、政治家の息子の暴力事件を弁護することに。担当検事・緑川を相手に、権力への忖度(そんたく)、司法の膿を斬っていく。

そんな中、連続不同意性交被害事件が起き、被害者の目撃証言から犯人が逮捕された。その事件を機に、赤峰と紫ノ宮は明墨の本当の狙いに近づいていく。

そしてついに、“アンチな弁護士”と“正義の検事正”が激突する。


■第5話では――

ついに明かされる明墨と伊達原(野村)の関係。そして、明墨が抱える志水(緒形直人)との真実も明らかに。一方、紫ノ宮は、父・倉田(藤木直人)を前に、愛する父か自身の正義かの選択を迫られる。

さらに、明墨が緋山(岩田)を無罪にした理由が見え始め、本来つながるはずのない「点と点」がつながっていく。

――という物語が描かれる。

■12年前の事件の真相とは…

公式HPなどで公開されている予告動画では、「本来つながるはずのない三者が一つのうそでつながっていた」という明墨のせりふと共に、絵里(早見)、倉田、宇野(和田)の顔が次々と映し出され、「あの事件につながっているんだねぇ」とひょうひょうと語る伊達原の姿などが描かれている。

また、サングラスをかけた明墨がボイスレコーダーをかざしながら「仲良くやりましょうよ」と怪しげに笑う姿や、「正義のヒーローのつもりかな?」と明墨をけん制する伊達原の姿も。

一方、赤峰は「関係性を崩せばいいってことですか」と明墨の狙いに気付き、紫ノ宮もまた「先生は利用しようとしている」と自身の置かれた状況を冷静に分析。ラストには、「そろそろ始めましょうか」と鬼気迫る様子で告げる明墨の姿も映し出されている。

第5話放送を前に、SNS上では「12年前の事件に何かある感じですね」「運命の歯車が回り出した感じがして鳥肌がやばい」「明墨先生は何を考えているんだろう」「アンチヒーローというのは、警察や検察との対立ってことかな?」「ますます目が離せない」といった声などが上がり、話題となっている。

「アンチヒーロー」第5話は、5月12日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。