伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月〜金曜の振り返り)。第8週となる「女冥利に尽きる?」が5月20日(月)より放送される。

■「虎に翼」とは…

同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ主人公・猪爪寅子(伊藤)。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

■第8週「女冥利に尽きる?」あらすじ

第8週では――

結婚した寅子(伊藤沙莉)は手伝いとして働くよね(土居志央梨)と共に子の親権を義父と争う女性・両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。弱い女性の味方になろうと奮闘する寅子だったが、満智のうそを見抜くことができず自分の甘さを痛感することに。

そんな中、寅子は久保田(小林涼子)が弁護士を辞めることを知る。自身も子供を授かるが、無理をしすぎて倒れてしまった寅子は、限界を感じて弁護士を辞める決意。そして、娘・優未を出産し、幸せな暮らしを営んでいたが、優三(仲野太賀)の元に召集令状が届く。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、「トラちゃんも、僕の前では肩の荷をおろしてさ」という優三の声と共に、寅子がご飯を一緒に食べる優三の肩に頭を乗せて寄り添う場面と、寅子が法服を着て必死に戦うシーンが流れ、スタートする。

その後、猪爪家のみんなが玄関で喜び、その姿を見て笑顔を見せる寅子の姿や、「お前には男に守ってもらう、そっちの道がお似合いだよ」というよねのセリフと一緒に、怒りを見せるよね、涙を流す寅子の姿が。さらに、楽しそうにお昼ご飯を一緒に食べる寅子とよねの姿も。

そして、最後に、「じゃあ…」「私はどうすればよかったの?」という寅子の声と共に、桂場(松山ケンイチ)が倒れる寅子に駆け寄るシーンと、寅子が泣き崩れる場面が流れ、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪寅子の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。