生見愛瑠が主演を務める火曜ドラマ「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第7話が、5月21日(火)に放送される。このたび、本作のプロデューサーを務める八木亜未氏のコメントが到着。第7話放送に向けて注目ポイントを語った。

■世界が一変したヒロインが“恋の相手”と“本当の自分”を探す

同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。緒方まこと(生見)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまう。

記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロインが、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。

■まことに関わる人物を演じるのは…

恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして、自らを“元カレ”と語る西公太郎役の瀬戸康史、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役の神尾楓珠、自らを“運命の相手”と語る板垣律役の宮世琉弥が出演。

年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。

また、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵役で丸山礼、まことが通う「井口メンタルクリニック」の医師・井口太郎役を肥後克広、そのスタッフで太郎の妹・井口千草を片平なぎさが演じる他、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、ともさかりえら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。

■今の自分自身を信じることを決めたまことの前に新たな“くるり”が巻き起こる

第6話で、“自称・親友”の由佳と再会したまこと。由佳から、同級生の隼人との意味深な関係を匂わされ、指輪の相手かもしれないと考えたまことは、高校の同窓会に参加。しかし同窓会は、まことに嫉妬した由佳がまことの評判を落とすために開催したのだった。まことを心配した公太郎・朝日・律が会場に駆け付け、由佳と本音で向き合えたまことは、それぞれが語る“自分像”の違いから、記憶を失くす前の自分を探すことをやめ、今の自分自身を信じることを決める。しかし、ひょんなことで思い出したある記憶から、まことの前に新たな“くるり”が巻き起こる。

まことの記憶を失う前の自分探しに一区切りがついた第6話。第7話からは、今の自分で前に進むことを決めたまことの恋が本格的に動き出す。6話でプールに落ちたことで明らかになった公太郎の右肩の傷。その傷は、公太郎の過去に大きなしこりを残しているよう。

思い出せない記憶を持つまことと、思い出したくない記憶を持つ公太郎は、あることがきっかけでケンカに。そしてついに始まる、男性陣が抱える“嘘”のはがし合い。“くるり”が続出する後編がスタートする。


■プロデューサー・八木亜未「ぶつかり合う男性陣にご注目ください」

6話で一旦”自分探し”に区切りをつけ、ついに7話からラブが動いて”くるり”続出の後編に入ります。

7話の見どころは、まこと vs 公太郎、そして朝日 vs 律です。思い出せない記憶を持つまことと、思い出したくない記憶を持つ公太郎が激しくぶつかります。そこには公太郎の辛い過去が関係していて…。いつも冷静な公太郎の感情的になる場面は必見です。その一方で、朝日と律も不穏な対立が…まことと記憶を巡ってぶつかり合う男性陣にご注目ください。

個人的には、7話の朝日がとても魅力的です! 酔っ払ったり、木を相手にある練習をしたり、とんでも勘違いをしたり…ふんだんに神尾さんのアドリブが冴え渡っていて、これまでとまた一味違う朝日をお届けします。そして最後には、あの男が動きます! 私はそのシーンがとても好きで、正直なところ何度も編集の時に見返して堪能させていただきました。最後までしっかりと楽しんでください!


■「くるり〜誰が私と恋をした?〜」第7話あらすじ

第7話は――

まこと(生見愛瑠)と杏璃(ともさかりえ)は、特別なリングケースを探しているというオーダーを受け、頭を悩ませていた。そこで、花を使って何かできないかと考えたまことは、公太郎(瀬戸康史)の元へ相談に行く。後日、公太郎がサンプルを持ってリングショップにやってくると、偶然にも公太郎が杏璃の弟の聡(浜中文一)と幼なじみであったことが判明する。しかし、公太郎と聡は過去のある出来事がきっかけで疎遠になってしまっていた。

2人の間にあった出来事を知ったまことは、公太郎に聡との関係を修復してほしい一心でその想いを伝えるが、忘れてしまう悲しさがわかるまことと、忘れたくても忘れられない辛さを抱える公太郎は口論になってしまう。

一方、朝日(神尾楓珠)は、律(宮世琉弥)の元を訪ねていた。律がまことと以前から知り合いだったことを公太郎から聞いていた朝日は律を問い詰める。律は「ただのいい人に負ける気しないんで」と朝日を挑発する。

――という物語が描かれる。