山下智久が主演を務めるドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第5話が5月22日(水)に放送される。

■甚大な気象災害から人命を守るため命がけで救助に立ち向かう「ブルーモーメント」

本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。

報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を山下が演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。

主演の山下の他に、冷淡さを持ち、晴原に影響を与える気象研究所研究助手・雲田彩役で出口夏希、有能なレスキュー隊員・園部優吾役で水上恒司、神の腕を持つ脳外科医・汐見早霧役で夏帆、気象研究官で、晴原の最愛の婚約者・園部灯役で本田翼らが出演する。

■「ブルーモーメント」第5話あらすじ

第5話は――

総務大臣・立花藍(真矢ミキ)の夫で警察官の沢渡満(橋本じゅん)が、灯の生きている最後の姿を見たと晴原に声をかけてきた。そして、「自分と妻は灯の行動によって人生を狂わされた」という謎の言葉も残していった。

その沢渡が立花の推薦でSDM警察班統括責任者として配属されてくる。沢渡は、自分はSDMの問題を炙り出し、SDM自体を潰す「スパイ」だと隠す素振りもなく飄々とメンバーに伝えるのだった。そんな中、晴原が巨大なひょうが2時間以内に降る兆候を捉え、SDMが出動する。

現場に到着し、市の防災危機管理課・畑中大輔に話を聞くと、畑中含め市民に危険性が伝わっておらず初動ミスを指摘する沢渡。ひょうが降るまで時間がない中、避難誘導と市民の行動予測を的確に無線で指示をする沢渡に対し驚く他メンバーだったが、要避難エリアに住む妊婦の矢崎里沙(木崎ゆりあ)が雹に当たり重傷という連絡が入る。

さらに降り注いだひょうの影響で地域一帯が濃霧に包まれ、それにより車両誘導中だった畑中が事故に遭い危険な状態に。2人ともすぐに病院で処置を受ける必要がある中、両方救おうとせず1人を確実に助けることを優先するべきだと晴原に伝える沢渡。晴原は決断を迫られる。

――という物語が描かれる。

■「他人事ではない」と反響

公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「ソフトボールほどのひょうが時速100キロ以上で…」という晴原の言葉と、“無数のひょうが襲いかかる”というテロップからスタート。

そして、“SDMに送り込まれた異分子”のテロップと共に、「なぜ、あなたをSDMにねじ込んだか」という立花の台詞と、立花が涙を流しながら、沢渡の胸を強く叩く映像が流れる。

また、ひょうが襲いかかった現場は濃霧に追われ「事故現場は濃霧で救急車も向かえない」と最悪の事態に。市民に危険性が伝わっておらず初動ミスを指摘した沢渡は、「SDMは現実味に欠ける未熟な組織です」と厳しい言葉を投げかける。

第5話放送を前に、SNS上では「ソフトボールくらいの大きさのひょう…危険すぎる」「SDMチームどうなっちゃうんだろう…」「ひょうは他人事ではないよね」「しっかり見て勉強したい」「演出が豊富で見ていて楽しい!」などの声が上がり、話題となっている。

※木崎ゆりあの「崎」は正しくは「たつさき」