すでにスカウトを派遣

マンチェスター・ユナイテッドはトリノに所属するDFラウル・ベッラノーヴァ(23)の獲得に興味を持っているとイタリア『TUTTOSPORT』は伝えている。

ベッラノーヴァはACミランの下部組織出身だが、プロ契約を巡ってミランとは合意できず、フランスのボルドーへ渡った。ボルドーでは1試合の出場に留まり、アタランタ、ペスカーラ、カリアリへのレンタル移籍を繰り返し、2022年にカリアリへ完全移籍を果たした。

しかし、その後すぐにインテルへのレンタル移籍が決まり、昨シーズンは22試合に出場し、1アシストを記録していた。この移籍には買取オプションもついていたが、インテルはこれを行使することはなく、今シーズンはトリノでプレイしている。

今季はここまで公式戦27試合に出場し1ゴール5アシストをマークしているベッラノーヴァ。右SBで今季躍動する同選手にユナイテッドはすでに数回スカウトを派遣しているとのこと。

ユナイテッドは去就が注目されるアーロン・ワン・ビサカとの契約が残り1年となる今夏のタイミングで新たな右SBを補強することを検討しているようであり、その白羽の矢が立ったのが、ベッラノーヴァのようだ。

同選手にはアストン・ヴィラも興味を示しているようであり、今夏に争奪戦が起こる可能性のある選手の1人だ。今、セリエAで注目を集めているベッラノーヴァだが、今夏にプレミアクラブへ移籍を果たすことはあるのだろうか。