今季はリーグ戦8試合にか出場できていない

今季ここまでのセルティックは不安定な戦いが続いている。昨季の勢いは消え、現在はレンジャーズと激しい優勝争いの最中だ。

指揮官ブレンダン・ロジャーズにとって痛手だったのは、負傷離脱者が数名出たことだ。中でもクラブOBクリス・サットン氏が嘆くのは、日本代表MF旗手怜央の度重なる離脱だ。

今季の旗手は3度も負傷離脱を経験していて、リーグ戦は8試合しかプレイできていない。ただ、旗手が出場した8試合は全て勝っている。

英『Daily Record』によると、サットン氏は旗手、さらにセルティックのリーダーであるMFカラム・マクレガーの2人をスコットランドリーグ最高のMFだと絶賛する。

「旗手とマクレガーはスコットランドで最高のミッドフィールダーの2人だ。彼らのコンディションが戻ってフィットすれば、王者セルティックにとっては完璧なタイミングでの後押しとなるだろう。特に旗手には素晴らしい才能があり、個人的には昨季の年間MVPだった。旗手がいた10月は、セルティックが今季最高のプレイをしていたよ」

旗手が先発し、1ゴール1アシストを決めた10月のキルマーノック戦(3-1)、1アシストを決めた続くハーツ戦(4-1)は快勝を収めていて、ロジャーズ体制でのベストゲームと言ってもいいかもしれない。旗手の離脱が続いてしまったことも、今季の苦戦に影響しているのだろう。