どのチームでも結果を残し続ける稀代の指揮官

日本時間10日の早朝に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝のレアル・マドリード対マンチェスター・シティ。この試合でマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、監督キャリアにおいてCLで指揮をとった試合数が200に到達した。

奇しくも昨シーズンのCL準決勝第2戦で、今回同様にマンチェスター・シティと対戦した際に元マンチェスター・ユナイテッドの監督だったサー・アレックス・ファーガソン氏の記録に並んでいたアンチェロッティ監督。今シーズンのCLでは記録を更新していた。そしてここまで勝ち進み、ついに史上初の200の大台に乗せた。

なお内訳は、キャリア初期のパルマで6試合、ユヴェントスで10試合、ミランで73試合、チェルシーで18試合、パリ・サンジェルマンで10試合、レアル・マドリードで59試合、ナポリで12試合、バイエルン・ミュンヘンで12試合となっている。

数々のビッグクラブで指揮を取り、監督歴は30年以上と、サッカー界に長く貢献し続けてきたアンチェロッティ監督にふさわしい記録と言えるだろう。

CLで100試合以上を記録している監督は、これまで9人のみ。
ユルゲン・クロップ(100試合)
マッシミリアーノ・アッレグリ(100試合)
ディエゴ・シメオネ(101試合)
ミルチャ・ルチェスク(115試合)
ジョゼ・モウリーニョ(145試合)
ジョゼップ・グアルディオラ(168試合)
アーセン・ヴェンゲル(178試合)
アレックス・ファーガソン(190試合)
カルロ・アンチェロッティ(200試合)