チェルシーでは評価が上がり切らないところも
2022ワールドカップ・カタール大会ではアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会の最優秀若手選手賞にも選ばれたMFエンソ・フェルナンデス。
現在はチェルシーでプレイしており、チェルシーはフェルナンデス獲得へ1億600万ポンドとされる高額な移籍金を投じている。カタール大会制覇から、フェルナンデスは一気に知名度を上げたのだ。
しかし、チェルシーでの状況は理想的とは言えない。何よりチームがプレミアリーグで9位と苦戦しており、トップ4争いにさえ絡めていない。チェルシーはフェルナンデスの他にもMFモイセス・カイセドの獲得に大金を投じるなど派手な補強には動いてきたが、それが成果に繋がっていない。
フェルナンデスも満足していないようで、カタール大会での自分を取り戻したいと語る。
「僕もあの頃の自分に到達しようとしている、ワールドカップでの姿にね。ワールドカップでプレイしていた時の気分になりたいんだ。気分は良くて、日に日に良くなっているけど、まだ100%の状態にあるとは感じていない。まだ適応中だし、できるだけ早くワールドカップの頃の感覚に到達しようと毎日ハードワークしているよ」(クラブ公式より)
移籍金が1億ポンド超えと高額だっただけに、大きすぎる期待がかかってしまうのも仕方がない。同じく1億ポンド超えの移籍金で加わったカイセドと黄金の中盤を形成したいところだが、来季はトップ4争いへと絡んでいけるか。