移籍金を半額程度に引き下げられた

ブレントフォードに所属するFWイヴァン・トニーは、賭博規則違反で出場停止処分を受けていたが、1月のノッティンガム・フォレスト戦で復帰すると、13試合4ゴール1アシストをマーク。3月にはイングランド代表にも選出され、PKによる得点も決めた。

そんなトニーだが、2025年に契約が満了することから、ブレントフォードは同選手の契約金を大幅に引き下げたという。英『METRO』が伝えている。

トニーの移籍金はこれまで8000万ポンド(約153億円)と設定されていたが、契約満了後のフリーでの移籍を恐れた同クラブは、これまでの半額の3000万〜4000万ポンド(約57億円〜役76億円)の移籍金を設定したという。

1月の移籍市場では、チェルシーやアーセナルからの強い関心が報じられたトニーだが、動きはなかった。しかし、現在も獲得リストの上位にあるとされ、今季終了後、両クラブとも獲得の動きを再開するとみられている。

ブレントフォードのトーマス・フランク監督は、デンマークのメディア『Tipsbladet』の取材に応じ「トニーがおそらくこの夏売却されることは明白だ」と語った。

なお、トニーにはチェルシー、アーセナルの他、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハムからも関心が寄せられており、この2クラブも獲得レースに加わる可能性があるという。

移籍金が引き下げられたことで、一気に現実味を帯びたトニーの移籍話。どのクラブに移籍するのだろうか。続報を待ちたい。