やはり守備力なら冨安だ

現在プレミアリーグ暫定首位のアーセナルは、宿敵トッテナムとのノースロンドンダービーに挑む。

首位とはいえ1試合消化が少ないマンチェスター・シティが勝点1差で2位にいる状況。アーセナルは1試合たりとも落とすことができない、非常にプレッシャーのかかる状況にある。対するトッテナムもアストン・ヴィラとの4位争いで一歩も引けない状態であり、いつにも増して緊張感の高いダービーになることが予想される。

両者とも攻撃的なチームだけに失点を抑えることがカギになりそうだが、英『football.london』では2名の記者が、第29節延期分のチェルシー戦で先発したDF冨安健洋の先発継続を予想している。

「冨安健洋はオレクサンドル・ジンチェンコよりも後ろでの安定感がはるかに優れている」

「もし私がミケル・アルテタだったら、5-0で勝利したチェルシー戦の継続性をできるだけ維持したいと考えるだろう。つまり冨安健洋が左サイドバックで続投することになる」

やはり冨安の堅実さは評価されているようだ。ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルとライバルは多いが、万全のコンディションであればスタメンを掴むにふさわしい力量を備えた冨安。シーズン最終盤で、左SBの序列もまた変わりつつあるようだ。