今季はプレミア二桁得点をマーク

今シーズン、サウジ・プロフェッショナルリーグで19度目の優勝を飾ったアル・ヒラルはトッテナムに所属するブラジル代表FWリシャルリソンの獲得に興味を持っているようだ。英『Daily Mail』が報じている。

リシャルリソンは2022年夏にエヴァートンよりトッテナムに加入。昨シーズンはリーグ戦27試合で1ゴール4アシストと苦戦。移籍金が6000万ポンドということもあり、批判の多い1年目となった。そんななか迎えた今シーズンは、ここまでリーグ戦28試合で11ゴール4アシストを記録。現在は負傷をしてしまったが、エヴァートン時代の輝きが戻った1年を送っていた。

しかしクラブはアンジェ・ポステコグルー監督の下、さらなるレベルアップを目指しており、純粋な9番を今夏に獲得する可能性があるという噂も浮上している。そのため、今シーズン好調なリシャルリソンについても適切なオファーが届けば耳を傾ける姿勢だと考えられている。

アル・ヒラルは昨夏にネイマール、カリドゥ・クリバリ、ルベン・ネべス、アレクサンダル・ミトロビッチ、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチなど多くのスター選手を獲得してきた。まだリシャルリソンへの正式なアプローチはないようだが、同クラブは1月にもトッテナムにリシャルリソン獲得について問い合わせを行っていたようで、再びその熱が再燃する可能性があるとのこと。

まだリシャルリソンとトッテナムの契約は3年残っているが、今夏の大改革を実行する可能性のあるトッテナムでの去就は不透明だ。今夏にもサウジアラビアのクラブが積極的に欧州のスター選手獲得に動くだろうが、リシャルリソンの去就に注目だ。