岐阜県羽島市で5月3日、江戸時代から続く「竹鼻まつり」が行われました。祭りの担い手不足を解消するための新たな取り組みも始まっています。  2024年は例年より多い12台の山車(だし)が集結し、煌びやかな山車の上で、からくりや踊りが披露され、観客を魅了しました。 女性客: 「朝からワクワクで。すごいですね」 女の子: 「いろいろな山車が見れて楽しい」 別の女性客: 「こんなに揃うことはないので、すごくきれいだなと思います」  竹鼻まつりでは、時代に合わせた画期的な取り組みが始まっています。町内を練り歩く山車にはGPSが取り付けられ、スマホで簡単に居場所がわかるようになっています。  24年からは、山車の屋根に太陽光パネルを取り付け、電源を確保するという取り組みが始まりました。  これまでは音楽を流すスピーカーなどに使う電力のために、約40kgのバッテリーを山車に載せていました。祭りの担い手が減少する中、太陽光パネルにすることで約30kg軽量化し、曳き手(ひきて)の負担を減らしました。 下城町の広報: 「確かに曳き手は限界です。私たちの町では他のボランティアさんの力を借りるしかないと思っています。将来ずっと守っていくのが私たちの使命なので、考えて新しい技術を取り入れてやっていきたいと思っています」