フリーアナウンサーの有働由美子が26日、ニッポン放送「うどうのらじお」に出演。新しいライフスタイルとして注目される「ソバーキュリアス」に疑問を投げかけた。

 ソバーキュリアスとは、酒を飲める人、または飲んでも問題ない人が「あえてお酒を飲まない」という選択をするライフスタイルのこと。決してネガティブなニュアンスではなく、酒を飲まないことをポジティブに捉えている点が「断酒」「禁酒」との違いという。

 有働は、酒が好きだった知り合いがソバーキュリアスに転向して酒を飲まなくなったと報告し「飲む人たちにも、『飲まない方がカッコいいらしいぜ』っていうのがきてるのがねえ…」と複雑な表情。

 続けて「飲まないとさ、まあまあそんな興味のない人たち…例えば上司とかね、仕事関係の偉い人とかのときにさ、水で相手の大して興味のない話聞くって…。お酒飲んでるとさ、『この日本酒がおいしいから、なんか楽しいな』になりますけど」と首を傾げた。

 さらに「シラフで『本当につまらない話をダラダラする人だなあ』というふうに思いながら会食が進むのとさ、しゃべって半分ぐらいしか頭に残んないけど『なんとなくいい感じの話してんなあ〜』ぐらいのどっちが心の健康的かっていうとさ。相手への失礼度も含めて、ちょっと飲んでた方が(いい)…。私にとってはですよ」とこのライフスタイルが理解できない様子。

 有働と言えば〝酒豪〟として有名で、酔っ払って階段を踏み外し、昨年12月14日の「news zero」では顔に大きなばんそうこうを貼った痛々しい姿で出演した事でも知られる。

 それだけに有働は「シラフだと確実にそう思うもんね。マジで『なんでこの人こういう風にずっとおもしろくないしゃべり方するんだろ?』『何に原因があるんだろ?』『どうやったらおもしろくなるんだろう?』ってすごい考えちゃいそうですもんね」と断酒が〝ポジティブ〟に捉えられない理由を語っていた。