お笑いタレントのスマイリーキクチ(52)が2日「X」(旧ツイッター)を更新。人気芸能人をかたるメッセージに警鐘を鳴らした。

 長崎県の40代の女性が「佐藤健」を名乗る人物からのウソのメッセージを信じ込み、約157万円だまし取られる詐欺事件があった。女性は「佐藤健」を名乗る人物からインスタグラムでダイレクトメッセージが送られてきた。その後、LINEのやり取りに誘導され「会って二人だけで一緒に過ごしたい」などというメッセージが送られ、さらにマネジャーを名乗る人物から「手配を容易にするため支払いを行う必要がある」というメッセージを受け、現金を振り込んだ。

 この詐欺についてキクチは「SNSで芸能人になりすまして言葉巧みに騙す悪質な犯罪。10年近く前に流行った手口ですが、1周回ってまた同様の手口が流行っているようです」と、かつて流行った詐欺スタイルが復活してきたと指摘。

 その手口について「続けてトークできる為の振込み、何かのサイトの登録やアプリのダウンロードを指示される、芸能人や著名人から金銭を要求…全部詐欺です」と解説した上で「188に電話で相談して」と、怪しいと感じたら消費者ホットラインに連絡するよう、訴えた。