俳優の生田斗真(39)が無痛分娩をめぐって謝罪に追い込まれた。

 7日夜、インスタグラムのストーリーズで「僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。ごめんなさい」と謝罪。無痛分娩について「費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたので それをご家族で話し合われる事もいいのではないか とお伝えしたかったのだけど 言葉足らずでした」と釈明した。「というか変な伝え方をしました。以後気をつけます!」と誓った。

 生田は5日、ファンからの質問に答える形でストーリーズを更新。その中に「今日で妊娠9ヵ月です 出産こわいよー」という投稿があり、「旦那様に無痛 おねだりするか」と回答していた。

 生田は出産の恐怖をくみ取り、無痛分娩を提案したわけだが、表現が稚拙と言わざるを得ない。案の定、SNSで炎上した。「最低な返し。無痛って楽なんだよねーくらいにしか思っていない」「アップデートできていないオジさま」「旦那様におねだりって何?」と散々に叩かれている。

 妻で女優の清野菜名(29)とともに2歳の子ども(性別非公表)を育てるパパでもあるだけに、批判はふくれ上がる。

 芸能関係者は「『旦那様』と表現は、女性を下に見ていると怒りを買っています。『おねだり』との表現も、無痛分娩は女性が男性にお願いしなければいけないと、とらえられかねない。これらの表現では、出産の大変さを理解していないと思われてしまいます」と首をひねる。

 生田は昨年4月放送のNHK・Eテレ教育番組「みいつけた!」に出演。同年公開の主演映画「渇水」では、困窮家庭の育児問題に直面する水道局職員で父親でもある役を演じている。

 芸能プロ関係者は「生田さんは、清野さんの出産や夫婦で取り組む育児を通し、子育てのリアルを体感しているはずです。仕事でも子ども関連の題材に触れてきた。無痛分娩についても知識を得ていたようです。それでいて今回のような表現をすれば、女性への理解がまだ足りないと言われても仕方ありません」と指摘した。