元SKE48の松井珠理奈(27)が約3年ぶりにアイドル電撃復帰した。

 マレーシア・クアラルンプールを拠点にするアイドルグループ・KLPの運営会社は18日、「この度、KLP48のプレイングマネージャーに、かつてAKB48やSKE48で活躍した、松井珠理奈が就任する事が決まりました」と発表。松井も同日、自身のX(旧ツイッター)を更新。マレー語で「アーティスト兼マネージャーとして、マレーシアや世界中の皆さんにお会いできることを願っています」とつづり、英語でも「マレーシアに行くのが楽しみです」とコメントした。

 松井は2008年にSKE48の1期生として劇場公演デビュー。09年のデビューシングル「強き者よ」から15作連続でセンター(Wセンター含む)を務めるなど、中心メンバーとして活躍。18年の第10回「AKB48選抜総選挙」では、海外姉妹グループを含めた初の「世界選抜総選挙」で1位を獲得し〝世界女王〟に輝いた。21年のグループ卒業後は休養などを経てタレントとして活動していた。

 約3年を経てのアイドル復帰、しかも海外グループへの加入は異例だが…。

「松井珠理奈さんは長い48グループの歴史の中で、世界女王の肩書を持つ唯一のメンバーです。本人もアイドルとしてこれまで培ったスキルを生かす道を模索していた。昨年をもって6年間所属していた事務所から独立したのも、世界を視野に入れた活動の場を求めていたからといいます」(芸能プロ関係者)

 15作連続でセンターを務め、13年間アイドル活動を続けてきた松井にKLP48メンバーも学ぶことは多いはず。世界女王のプレイングマネージャーとしての手腕が試されそうだ。