サウジアラビア1部アルヒラルのブラジル代表FWネイマール(32)がフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属していた当時の悪行が大暴露された。同国メディア「フランスフットボール」や「レキップ」が報じた。

 元PSGスタッフが告白したもので、ネイマールはポルトガル代表MFビティーニャ(24)に対して常習的に侮辱発言を浴びせた上で暴行を繰り返した。練習中にボールを奪われた若手MFイスマエル・ガルドを捕まえて、地面に押し倒すと頭突きで攻撃し、清掃用具で頭を殴ったという。元スタッフは「誰もがショックを受けた。ネイマールは最後まで本当に優しくなかった」と打ち明けた。

 ネイマールはクリストフ・ガルティエ監督のアシスタントと衝突したことをキッカケに、チームメートに暴力をふるうようになったという。「最初キリアン(エムバペ)はネイマールのことが好きだったが、毎日のように近くにいて彼に対する敬意を失ってしまった」とした上で「酒に酔ってトレーニングセンターに現れることもあった。彼には良いイメージはなかった」と語った。

 フランスメディア「ouestfrance」は「ネイマールはクレイジーな行動でチームメートを地獄に追い込んだ」と報道。現在はPSGを退団し、リハビリ中のネイマールへの批判は高まりそうだ。