ドジャース・大谷翔平(29)は3日(日本時間)のブレーブス戦(ドジャースタジアム)に「2番・DH」で出場し、3打数1安打1打点、2盗塁だった。1点を追う延長10回、一死二塁から中前に同点適時打を放ち、11回のハペスの劇的サヨナラ打につなげた。

 泥だらけのユニホームで勝利への執念を見せた。3回に四球で出塁すると、4番・スミスの打席で今季6個目の盗塁に成功。スミスの中前打で本塁を陥れた。鮮やかな動きにABEMA中継のゲスト解説の元盗塁王、糸井嘉男氏は「走り方がスプリントの走法になっていますね。蹴った足が流れない。キャンプからやっていたので、そういう走法に変わっています。40〜50盗塁を狙っていると思う」と感心しきりだった。

 さらに糸井氏はその瞬間の〝ハプニング〟を見逃さなかった。「ユニホームが破れているのが心配です。たぶんお尻が破れてます」と指摘した。今季からユニホームが薄い素材に変わり、この盗塁で丸い穴が開いてしまった。SNSでは「このユニもオークションならいくらになるのか」「今季のユニは生地が透けて耐久性がよくない」「スライディングで破れるなんて初めて見ました」「これが女子選手ならもっと炎上して対応に追われているはず」とさまざまな反応が飛び交った。

 大谷はすぐに着替えて試合を続け、8回にも7個目の盗塁を決めた。