米女子ゴルフツアーの「みずほアメリカズ・オープン」2日目(17日=日本時間18日、ニュージャージー州ジャージーシティーのリバティーナショナルGC=パー72)、58位から出た渋野日向子(25=サントリー)は2バーディー、7ボギーの77で通算6オーバーの102位で決勝ラウンドに進めなかった。

 2番パー3でグリーンに乗らず、スコアを落とし、3番パー4も連続ボギーとするなど、伸ばせなかった。パット数33、フェアウエーキープ14分の10、パーオンは18分の11だった。渋野は悲愴感を漂わせながら「ショットもですし、グリーン上も全然いいところがなくて残念でした。1週間オフがあるのでいい状態で臨めるように頑張ります」と語った。

 試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた田中泰二郎は、渋野のコメントを聞いて「疲れているというか、がっかりしているというか。この成績ですし、元気になれるわけではない」とし「今、頭の中で悪いところが駆けめぐっていて、どこから整理しようかという状態。(ラウンド直後の)つらい、厳しい時間帯によく答えてくれた」と分析していた。

 渋野の次戦は30日開幕のメジャー「全米女子オープン」(ペンシルバニア州)。束の間のオフで心身ともにリフレッシュし、迎える大舞台で真価を示してほしいところだ。