イングランド・プレミアリーグで日本代表MF遠藤航が所属するリバプールが、来季の新指揮官としてオランダ1部で日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトのアルネ・スロット監督(45)に正式オファーを出した。英メディア「Sport Witness」が報じた。

 今季限りで退任する名将ユルゲン・クロップ監督の後任を選定中のリバプールは同リーグのブライトンを指揮するロベルト・デゼルビ監督やフランス1部リールを率いるパウロ・フォンセカ監督をリストアップし、詳細な調査を進め、スロット監督を新指揮官にするため、24日に正式オファーを出したという。

 同メディアは「リバプールは水曜日の朝、フェイエノールトにオファーを出し、スロット監督の獲得に動いた。スロット本人は就任を決意しているようで、すでにリバプールと契約の詳細に取り組んでいる」とするも、2026年夏まで契約があるフェイエノールトとは違約金など「まだ合意していないが、そう遠くないうちに合意に達すると予想されている」と伝えていた。

 リバプールはフェイエノールトに契約解除金を支払うことで円満な引き抜きを実現したいところ。またオランダで結果を出してきたスロット監督もかねてイングランド行きを熱望していた。