GⅠ2勝のジョッキー、勝浦正樹(45=美浦・フリー)が来週日曜(14日)を最後に現役を引退することが6日、分かった。この日、テレビ東京系の競馬中継番組「ウイニング競馬」で発表されたもの。

 番組内で勝浦は「騎手人生28年、第3回中山開催で騎手人生をおしまいにしたいと思います」と切り出し、「まだ2週間残っているので応援よろしくお願いします」とファンに挨拶した。

 勝浦は、武幸四郎、秋山真一郎(ともに現調教師)と同期の競馬学校13期生で、1997年3月にデビュー。2002年にテレグノシスとのコンビで挑んだNHKマイルCでGⅠ初制覇を成し遂げた。07年には朝日杯FSをゴスホークケンで勝ち、GⅠ2勝目をゲット。これまでのJRA重賞通算勝利は17。

 かつては最終レースでよく穴をあけることから〝最終の勝浦〟という異名で知られた。

 6日は中山で5鞍騎乗の当人。明日7日も中山でメインの京葉S(サイクロトロン)を筆頭に7鞍の騎乗予定がある。

著者:東スポ競馬編集部