凱旋門賞を4度制し、JRAでも通算379勝(GⅠ12勝)を挙げたフランスの名手オリビエ・ペリエ(51)の引退報道を受けて、武豊(55=栗東・フリー)が言及した。
かつてのライバルであり、盟友としても知られる武豊は「突然の知らせで驚いています。仲良くしてきましたし、もう一緒に乗れないと思うと寂しいです。日本に来る外国人ジョッキーのパイオニアですからね」とコメントした。
ペリエと武豊がワンツーを決めた国内のGⅠは過去5度。同時代にしのぎを削った異国の開拓者に日本のレジェンドも惜別の念を抱いていた。
【ペリエと武豊の国内GⅠにおけるワンツー】
2000年・フェブラリーS
1着ウイングアロー=ペリエ
2着ゴールドティアラ=武豊
2002年・エリザベス女王杯
1着ファインモーション=武豊
2着ダイヤモンドビコー=ペリエ
2003年・有馬記念
1着シンボリクリスエス=ペリエ
2着リンカーン=武豊
2006年・フェブラリーS
1着カネヒキリ=武豊
2着シーキングザダイヤ=ペリエ
2006年・有馬記念
1着ディープインパクト=武豊
2着ポップロック=ペリエ
著者:東スポ競馬編集部