27日の新潟5R(3歳未勝利、芝2000メートル)で丹内祐次(38=美浦・フリー)がJRA通算500勝に到達した。2004年3月6日の初騎乗からキャリア21年目での達成だった。

 単勝1・4倍の断然人気マイネルオーシャンに騎乗し、ハナを奪うと、直線は後続を6馬身突き放すワンサイド勝ち。「番手の丸山君が空気読んでくれたので助かりました」と冗談交じりに振り返った丹内。

「先週メインで達成したらカッコイイなと思っていたんですけど、勝ったと思っていたら負けていたんで(21日福島11R=福島中央テレビ杯・トーセンエスクード2着)、今日は勝てて良かったです。こういうのは早く達成したいんで。いろいろありましたけど、よく500勝できたと今では思っています」とメモリアルの感想を打ち明け、最後は今後の目標として「GⅠ勝つためにジョッキーやっているので、GⅠを目指して頑張りたいです」とアピールした。

著者:東スポ競馬編集部