第27回神奈川区社会人サッカー選手権大会の決勝戦が2月25日に三ツ沢公園陸上競技場で行われ、横浜かもめSCが初優勝を果たした。同大会には区内で活動する社会人クラブ10チームが参加。トーナメント戦で優勝を争った。

決勝戦に勝ち上がったのは、かもめSCとFLUGEL2。試合は前後半を終えて2対2の同点となり、勝負のゆくえはPK戦にもつれ込んだ。8巡目まで続いた熱戦を制し、かもめSCが今年度の王者に輝いた。

今年7月に創立50周年を迎えるかもめSCは、南神大寺小学校など区内を拠点に活動。幼稚園、小学生を対象に長らく活動しているが、今年度から初めて18〜30歳を対象にしたトップチームを創設。社会人選手権への参加は今回が初めてで、ジュニアクラスの選手たちが応援するなかで優勝をつかんだ。

監督の新倉貫さんは「悪天候の中たくさんの応援があり、チームにとって大きな力となりました。今年度立ち上げたチームでこれまでの活動実績も無い中、集まってくれたメンバーには感謝したい。良い形で今シーズンを締めくくることが出来たので、来シーズンに向け更に成長していきたい」と話した。