地域の高齢者にスマートフォンの操作方法を指南する「スマホ入門講座」が7日、亀井野の栄湯湘南館で開かれた=写真。市の「地域の縁側」に認定される同館が「デジタルと高齢者」をテーマに初めて実施した。

昨年5月に縁側に認定されていた事業所が改装に伴い事業から撤退。地域住民の憩いの場を提供しようと、10月からは同館が営業時間外を利用して毎週木曜日(午前10時から午後2時)に健康講座などを開いている。

この日はシステム開発の電創(川崎市)の講師が文字入力やインターネットの検索方法など基礎的な使い方を無料で指導。近所に住む82歳の女性は「家族には尋ねづらいので、基礎的なことを教えてもらえてありがたい」と話した。