地域の子どもたちを取り巻く課題解決に向けた「子どもの未来応援プロジェクト」に取り組んでいる中栄信用金庫(本店・秦野市元町/北村圭一理事長)が、「なかしん子ども食堂応援金」を地元の14団体に寄付する。3月13日、同金庫本店で北村理事長から応援金寄付団体を代表して、中井町の「NPO法人子育ての輪Leiコミュニティ食堂おにぎり」で理事長を務める海野美和さんに目録が手渡された。

同金庫が昨年11月から12月に取り扱っていた地域貢献(寄付型)定期預金「子どもの未来応援定期預金」の預金残高の0・01%相当額(上限100万円)を、地域の子どもたちの健全な育成と成長を応援するため地元の子ども食堂などに寄付する取り組み。今回は14団体から申し出があり、1団体あたり7万2000円、合計で100万8000円の寄付を行ったという。

目録を受け取り、海野さんは「子ども食堂などの団体は資金面で継続が難しく、2年ほどで活動終了してしまうことが多い。こうした支援のおかげて、Leiは8年やってこれました。大変ありがたいです」と話した。北村理事長は「なかしんキッズ倶楽部などで子ども向けのイベントも開催しています。今後もお声がけいただき、多方面で協力させていただければ」と話した。