磯子区の中原自治会(金子善政会長)は3月10日、自治会で活用する菜園をオープンした。

菜園は約170平方メートルの広さで、同自治会館近くにある横浜市の未利用地を活用して開設された。2022年12月に区から未利用地の活用についての話があり、同自治会内で検討。市から借用する形での活用が決まり、昨年6月には自治会内に菜園管理運営委員会を設立して開園に向けた準備を進めてきた。

10日に開かれた開園式には約50人が参加。子どもたちを中心に、一部の区画にジャガイモを植え付けた。今後は敷地を囲むようにヒマワリを植える予定で、子ども会や老人会など多世代での交流を深めるために活用していくという。金子会長は「周囲の力を借りながら、開園できた。年代を超えて交流を深められるように使っていき、未利用地を活用する見本になれば」と話している。