阿久和小学校(荒井智津子校長)で3月25日、閉校式・閉校セレモニーが開かれた。

4月にいずみ野小学校(泉区)と統合した同校。式典では閉校事業実行委員会の大澤明子委員長や荒井校長、植木八千代瀬谷区長があいさつ。末岡洋一市教育委員会西部学校教育事務所長に「学校開校宣言」の額と校旗が返還された。

児童代表として登壇した6年生(当時)の矢作琉真さんは、閉校に向けて活動した同実行委員、教諭や地域の人々に向け「6年間は永遠の宝物。私たちは42年間あくわっ子たちを見守ってくれたこの学校を、決して忘れません」と感謝の気持ちを語った。

ソーラン節でフィナーレ

第2部の閉校セレモニーでは、子どもたちが同校にまつわるクイズを出題。学校の歴史を振り返る「思い出DVD」の上映や、校歌を作曲した山口祐二さんの指揮で、合唱を披露した。

フィナーレには、子どもたちがソーラン節を演舞。大きな声を張り上げながら踊ると、会場からは盛大な拍手が送られ、セレモニーは幕を閉じた。

荒井校長は子どもたちに向けて「これからも、周りの人のために力を使える人になってほしい」と期待を寄せた。