愛川町スポーツ協会(古座野君夫会長)は3月24日、パラスポーツへの理解を深めるセミナーを第1号公園体育館で開催した。この日はマラソン伴走者・トライアスロンガイドの中田崇志さんがパラスポーツの魅力を語った。

同協会は「町民みなスポーツの町宣言」の趣旨に沿い、スポーツの振興・普及を目指しセミナーを開催している。今年は2024パリパラ五輪開催の年でもあることから中田さんを講師に招いた。

中田さんが伴走を始めるきっかけとなったアテネパラ五輪のマラソン優勝者の高橋勇一選手との出会いや、同選手とパラトライアスロンでパリ大会を目指す現在の活動を紹介。また、和田伸也選手とロンドンパラ五輪5千mで銅メダルを獲得した時の伴走を振り返り、選手がプラス思考となるような声掛け、相手の選手や伴走者との駆け引きを話した。参加者からは「視覚障害ボランティアの参考になった。さらにパラスポーツに興味がわいた」と感想があった。