移住者の視点で横須賀の魅力を浮かび上がらせることに挑んだZINE(冊子)「『ヨソモノ』横須賀ぐらし。」=写真=を衣笠町在住のライター、木内アキさんが発行した。

相模湾と東京湾に挟まれた豊かな自然環境、軍都として発展を遂げたまちの来し方など多面的で重層的な横須賀の奥深さに迫った1冊。木内さんが興味を抱いた人物のインタビューと協力者によるコラム、特徴的なまちの景観を切り取った写真で構成されており、「ソトの人が横須賀をどう見ているのか」という目線が随所に散りばめられている。住民には地域の価値の再認識を、横須賀を知らない人にはガイドブックには載っていないコアな情報や暮らしぶりを示す内容となっている。

「『簡潔で分かりやすい』に当てはめにくい横須賀の味わいを切り取ることをテーマにした。紙をめくりながらじっくり読んで欲しい」と木内さんは話している。A5判、全92ページ、フルカラーで1冊1500円。上町の古書店「BooksandCoffeeAMIS」とオンラインストア「YOSOMONOBOOKS」(【URL】https://yosomono.theshop.jp/)で販売。