子ども支援を目的とする「町田市子どもにやさしいまち条例」(コドマチ条例)が5月に施行される町田市。先日行われた記者会見では0歳から4歳児の転入超過数が2023年、全国1位の567人だったと発表した。

転入超過数は転入者数から、転出者数を差し引いたもので、21年は536人の3位、昨年は2位(616人)だったという。

待機児童は28人

一方で、4月1日現在の認可保育所などへの待機児童数は速報値で28人(南地域23人、町田同3人、鶴川同2人)となった。23年の同時期より2人減少したといい、20年の130人から、改善が進んでいる。

受け皿となった保育の利用申し込みができる施設の定員は今月新設された認可保育所を含めて、8994人。20年からの4年間で672人分増えた。市の担当者は「引き続き、環境整備にあたっていく」としている。