港北区などで撮影された映画『あずきと雨』(監督・隈元博樹/脚本・久保寺晃一)が、横浜シネマリン(中区長者町6の95)で期間限定上映される。5月18日(土)〜24日(金)、各日午後4時40分〜。チケットは一般1800円(会員価格あり)、シニア1200円、大専・高校生以下500円。

同棲している男女と家出少女との交流を通して、人と人の別れと変化していく関係性を描いた作品。昨年11月、東京での上映を皮切りに、全国順次公開されている。隈元監督はこれが長編初。空間の使い方、役がそこでどう「生きている」のかにこだわったという。「別れは悲しいだけではなく、人生は続く。これからをどう生きるか、自分に置き換えながら見てほしい」

隈元監督は日吉本町在住。撮影を通して、「住んでいるからこその地域のつながりを感じた」と話す。日吉本町の団地や鶴見川沿い、綱島駅前の飲食店などのほか、自宅周辺など馴染みの場所もロケ地になっているそう。「撮影や宣伝など多くの方の協力が嬉しかった」と撮影を振り返った。

チケット購入は、横浜シネマリン受付か同ホームページ。詳細は「あずきと雨」で検索を。