地域密着、福祉参加型の「福祉応援!王禅寺フリーマーケット」が4月28日、新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキからマプレ専門店街歩行者通路一帯で開催され、にぎわいを見せた。

麻生区、柿生地区社会福祉協議会、麻生東地区社会福祉協議会の後援で開催されている同イベント。福祉への意識向上、交流拠点づくりを目的に2019年から行われ、参加者からの出店費の一部を社協に寄付するなど、社会への貢献を目指している。昨年10月には4年ぶりに開催された。

当日は、飲食ブースも合わせ85区画が出店。区内外から多くの人が訪れ、掘り出し物を熱心に探す姿も見られた。

今回集まったのは、出店寄付金、会場内での寄付金を合わせた8万9532円。麻生東地区社協を通じ、授産学園など、障害者作業所に寄付する意向だ。同実行委員会の香川和彦委員長は「会場の拡大、年2回の開催としたことで認知が高まった。このフリマを地域に根差したイベントにしたい」と展望を語った。